コロナ渦だからこそ使命を果たしたい
そこへ襲ったコロナ禍。多くの企業が足踏みする中、A社は「こんな時だからこそ使命を果たさねば。足を止めてはいられない。」と、海外での販路拡大を進める決断をします。
いかなる戦略で効率的に販路を開拓し、輸出を拡大していくか。海外営業の経験、人的ネットワークともに少ないA社は、自社のみでの推進に力不足を感じ、サイエストの「グローバル顧問」サービスに関心を持ちます。
食品業界の海外営業プロフェッショナルとの出会い
サイエストが提案したT顧問は、総合商社と食品メーカーで海外営業キャリアを長年積み、欧米・アジア・オセアニア地域の食品・飲料業界に精通した人物です。
T顧問の気さくな人柄、広く深い知見と人的ネットワークにフィットを感じたA社プロジェクトチーム。A社の使命感と気概に強く共感したT顧問。そこから、二人三脚の営業活動が始まりました。
「今できること」を最大限実践。戦略的な営業活動が実を結ぶ
月1回のミーティングはまるで営業部のにぎやかな会議のようです。チームからの活動進捗報告に対し、T顧問は推進のためのアドバイスを次々と加えながら、進め方、優先順位を整理。戦略商品の販売施策を全員でディスカッションして営業資料にまとめ、実際の商談結果をもとにPDCAを回す。さらに、顧問が調査したターゲット国の情勢や規制の情報、商談相手の企業情報などを共有し、アプローチ方法を議論する — こうしたプロセスの中で明らかになった次なる課題に対し、具体的なアクションプランを顧問とチームで相互確認していきます。
先行き不透明なコロナ禍でも、「今できること」を模索して打ち手を見つけ、戦略的な営業活動を最大限実践し続けているA社。こうした努力が実を結び、米国東海岸への輸出販売ルートが確立、取引も安定化してきました。それでもA社とT顧問は手綱を緩めません。商社との関係をさらに深め、他エリアへの拡大を狙ってプロジェクトを進めています。
刻々と変化する現場の状況に合わせ、常にチームに寄り添う
定型フォーマットに当てはめて進める支援の形もありますが、現場では状況やプロセスは千差万別、かつ刻々と変化するもの。定型にとらわれない柔軟なスタンスが重要です。現場ニーズに合わせて支援の形をカスタマイズし、進むべき方向を示唆してチームを導くT顧問は、A社の未来へ向けて着実に歩を進めるチームに寄り添う、力強い伴走者です。